ほくろ除去
ホクロと思っていても、母斑細胞性母斑、単純黒子、日光黒子、脂漏性角化症などいろいろ種類があります。非常にまれですが、悪性黒色腫というホクロのガンもありますので、容易に切除することはおすすめしません。
当院では皮膚科専門医が必ずダーモスコープ(ホクロ診断用のマイクロスコープ)でホクロの診断を行ってから最適な治療を行っております。
1.エルビウムヤグレーザー
エルビウムヤグレーザーのは波長2940nmで水に対する吸収率が非常に高く、周囲組織への熱損傷が炭酸ガスレーザーの半分以下であることが判明しています。そのため、傷の赤み、色素沈着、瘢痕のリスクが少ないです。
適応
直径5mmくらいまでの小さなホクロ(母斑細胞性母斑、単純黒子、日光黒子、脂漏性角化症など)
メリット
炭酸ガスレーザーに比べて傷痕がきれい。一度に何個もホクロ除去できる。痛みが少ない(小さいものなら麻酔不要)。
デメリット
術後、2日くらいは出血や浸出液が出ることがある(ガーゼ保護が必要)。保険適応ではない(1ケ 5,250円)。
2.Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー
Qスイッチ・アレキサンドライトレーザーは波長755nmでメラニンへの吸収がよく、しみ(老人性色素斑)、そばかす、太田母斑などの除去に効果があります。
適応
平らで小さい日光黒子なら一度でも除去できますが、取り残し、再発する可能性があります。傷跡のリスクを極力なくしたい方におすすめします。
3.炭酸ガスレーザー
当院の炭酸ガスレーザーはスーパーパルス式ですので周囲組織への熱損傷は少ないのですが上記のエルビウムレーザーよりは多少はダメージが残ります。
4.メス切除縫合
局所麻酔した後、メスで紡錘形に皮膚を切除して、皮膚をきれいに縫い合わせる方法。
適応
直径5mm以上のホクロ、盛り上がったホクロ。悪性が疑われる場合など。
メリット
保険適応、3割負担の場合、病理検査費込で9,000円程度
1回で完全除去できる。病理組織検査ができるため、悪性でないことを証明できる。
デメリット
時間がたてば目立たなくなるが、縫い痕が残る(部位、肌質によります)。
保険適応の場合、一度に1カ所ずつしか除去できない。抜糸が必要。
※院長よりコメント
ホクロ除去でインターネットで検索すると炭酸ガスレーザーのみで治療するクリニックがほとんどのようですが、エルビウムレーザーによるホクロ除去の方がきれいに仕上がります。当院では上記3種類のレーザーを使用することにより、ホクロをきれいに完全に除去することが可能になりました。
ホクロ除去のために、3種類のレーザーを導入しているクリニックは今のところ都内でも見当たりません。







